今回プジョー307を曲がり角で、対向車とのすれ違いざまに左リヤクォーターパネルを擦ってしまったそうです。 以前に小さくぶつけてしまっていた箇所が同じパネルにあり、合わせてご修理していただくこととなりました。
損傷そのものは、たいした大きさではありませんでしたが、アーチ状のプレスライン(折り目)が終るか終らないかの微妙な位置でしたのでニュアンスを再生するのはかなり繊細な作業になります。
損傷箇所の塗装を剥離して板金作業に入ります。 パテ処理がなるべく薄く施工できるように、鉄板レベルでの形成を的確に行います。 写真の赤いラインはプレスライン再生用のガイドラインです。
パテによる形成作業です。同じパネル上ですが、違う角度の面を作るので2工程で形成していきます。 ボディーと同じ角度の面をまず作り、その後アーチ側の面を作り、プレスラインが終っている箇所で融合させて出来上がりです。
2液型のプライマーサフェーサーを施工し塗装の下処理をします。
塗装の足付け処理(塗装面がはがれないように薄く傷をつける作業)の後、マスキングを施します。
専用塗装ブースにてゴミやホコリを付けないように慎重に塗装します。 塗装後はブース内を65℃にして60分間加熱乾燥させます。
付属品を組み付けて修理完了です。 今回土日を使ってのクイックリペアでしたが、使用した材料の痩せや、塗装の劣化等が発生しないように細心の注意を払い作業をしました。 エムワイオートでは「ワンオーナー永久保障」制をとり入れております。 修理箇所で何か少しでも気がついた点がありましたらお申し付けください。 プジョー307の修理金額は税込42,000円でした。
洗車をして納車です。 このたびはエムワイオートをご利用いただきまして誠にありがとうございました。 (金井)